上海市生態環境局は最近、同市の2023年の環境状況と環境保護目標の達成状況について報告した。
報告書によると、23年度の空気質量指数(AQI)優良率は87・7%で、前年比0・6ポイントの改善がみられた。一方、秋・冬の気象条件の悪さや、新型コロナ禍後の経済活動再開に伴い、汚染物質PM2・5やPM10、二酸化窒素の年平均濃度は再度悪化し、PM2・5の年間平均濃度については1立方㍍当たり28マイクロ㌘、前年比12%増加となった。
また、市内の地表水水質は23年も改善がみられ、273個の評価地点で97・8%がクラスⅢの最高水準の水質を記録した。(3月26日)
~上海ジャピオン2024年4月5日