中国台湾の花蓮県海域で4月3日(水)、マグニチュード7・4の地震が発生。上海市地震局は同日、震源地から825㌔離れた市でも揺れを観測したと発表した。
この地震により、上海市内の広い地域で高層建築物の揺れが観測された。同局は心配を声にする市民に対し、中国台湾で発生する中・強程度の地震が市に被害をもたらすことはないと説明。近年、中国台湾でマグニチュード6以上の地震が発生する度に、市の高層ビルで揺れを感じる原因として「共振」が上げられる。急速に減衰する高周波成分に比べ低周波地震波は保留され、高層建築物の固有周波数に接近し、共振反応が生じるという。(4月3日)
~上海ジャピオン2024年4月12日