口の中でとろける霜降り和牛、プリプリホルモンはヤミツキ
厳選された食材
仙霞路から緑眩しい清涼感あふれる前庭を歩き進むと、「あじや」の看板が目に入る。開店して以来、多くの日本人からこよなく愛される焼肉店だ。
日々入荷される肉は工藤店長が吟味し、納得した物だけを提供。お客さんが口に入れた瞬間、満面の笑顔になる様を思い浮かべるという。肉の品質もさることながら、タレにも妥協を許さない。秘伝の自家製ダレはミソ、甘辛、塩、梅ダレ、ニンニク醤油。自宅でも味わいたいが、門外不出のため、持ち帰り禁止なのが残念だ。
充実したメニュー
今回は、店長自慢の「五種盛り」(通常238元)が98元になる。来店者が必ずオーダーするという和牛リブロースのほか、上ミノ、上ホルモン、上ハラミ、上ロースをまとめていただける贅沢な1皿だ。一方、電話で予約する人がいるほどの「レバ刺し」(59元)も捨てがたい。ゴマ塩ダレ、ニンニク醤油、ショウガ醤油でレバーの旨さを引き出され、ビールが進む、進む。また、「極上シビレ」(59元)などの希少な部位から、リーズナブルな「ゲタカルビ」(39元)や〆にサッパリ「梅しそ冷麺」(39元)まで、ドリンクは「キリン一番搾りフローズン生」(25元)を筆頭に、女性も喜ぶ「カシスマンゴー」(38元)など、あらゆるニーズに対応したメニューには、もはや死角はない。
また同店は、淮海中路1333号にも店舗があり、同じメニューがいただける。
info
住所 仙霞路333号
TEL 6031-8032
営業時間 11時半~14時、17時~24時
席数 70席、個室1、半個室6
予算 230元~
~上海ジャピオン2014年8月15日号