ウイグル版ナンを食す
牛肉スープとともに
残暑バテっちゅうんかな、身体が何かだるいんや。そんな時はスパイシーな料理を食うんに限るっちゅうことで、新疆料理店「Spice Bazaar香料集市新疆餐庁」にやって来たで。
この「馕包肉」(88元/2~3人前)は、ウイグル版ナン「馕(nang)」に牛煮込みを乗っけた料理。ナンの表面はスパイスが効いたスープが染みてるんやけど、かなりの分厚さやから中はナン本来の香りと味が残っていて、いい塩梅。牛肉もホロホロに崩れるほど柔らかく煮込まれてて、噛む力が必要ないほどやな。
ウイグルは中国西北部に位置する都市で、羊肉や凉皮(リャンピー)なんかもよく食されるんや。「羊肉」(10元~/本)もスパイスがたっぷり掛かって、3~4本軽く平らげてまうわ。料理に合わせるんは、ウイグルビール「紅烏蘇啤酒」(40元/本)で決まりやな。ホンマは、国慶節休暇に直接新疆まで行ければ最高なんやけどな…。
Info
店名 Spice Bazaar香料集市新疆餐庁 港匯恒隆広場店(スパイス バザール)
住所 虹橋路1号港匯恒隆広場6階611室(×華山路)
TEL 6428-1189
営業時間 11時~22時
席数 約50席
予算 120元~
~上海ジャピオン2019年9月27日発行号