旨辛の自家製キムチ
身体ポカポカチゲ
フーフー、ハフハフしながらスープを口に流し込むと、身体の中から元気がみなぎってくる、韓国の定番鍋料理・チゲ。「静安寺」駅から徒歩10分の韓国伝統料理店「韓国厨房」の「豚キムチチゲ(韓式辣豆腐湯)」(55元)は、客の半数以上が頼むという定番料理だ。
同店のオーナーシェフは、幼少期から上海で生活していたという韓氏。上海の大学を卒業後に一度帰国し、韓国・ソウルで10年以上シェフとして研鑽を積んだ後、2014年に再来海して同店をオープンさせたのだという。自家製キムチは辛すぎず酸っぱすぎず、ほどよい〝旨辛〟スープに仕上がっている。コメは雑穀米で、白菜キムチと干し大根キムチ「ムマルレンイ」が付く。チゲはほかにも「スンドゥブチゲ」(50元)や、オーダーが入ってから30分掛けて作る「サムゲタン」(70元)など8種類を用意。
まだ時折冷たい風が吹き付ける上海。本場仕込みのチゲで身体の芯から温まろう。
Info
店名 韓国厨房(ハングオ チューファン)
住所 胶州路210号(×新閘路)
TEL 6237-6835
営業時間 11時~14時、17時~21時半
席数 約50席
予算 100元~
~上海ジャピオン2020年3月27日発行号