資活のススメ~表千家茶道御免状 入門・習事

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友人の薦めから

8年前から中国茶道を学ぶ銭さん。同じ教室に通う友人の薦めで同教室の門を叩いた。中国茶道を学ぶうちに、中国から伝来し独自のものへ変化を遂げた日本茶道の世界を知りたいと思ったそう。

授業では一連の茶事を先生の前で披露する。一つひとつの動作に細心の注意を払う銭さん、そしてそれを見守る大塚先生。

柄杓の持ち方、置き方にも細かい作法があり、一貫して無駄のない動きが展開する。途中、お茶を立てる時「手首を使って回さず腕を使って」と指導が入る。

茶事が終わると大塚先生から「緊張していたみたいだけど、この状況でこれだけできれば大したもの」とお褒めの言葉をいただき、銭さんの顔がほころぶ。

自分と向き合える

日本語はまったく喋れなかった銭さん。1年のお稽古を通して、道具の名前やお点前に関する単語は聞き取れるように。先生曰く、茶道は見て習うもの。

銭さんは言葉がわからない分、目で見てしっかり覚えているので、成長が早いのだとか。

銭さんに今後の目標を尋ねると「日本茶道は自分と向き合える大切な時間をくれます。歳をとってもお茶を楽しんでいきたい」と穏やかに話す。

なお、すべてのお免状を取得するには最低7~8年の年月を要するが、同教室は東京や大阪にもお稽古場があるので、帰国しても継続して学べる。

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美門表千家茶道教室

住所:芙蓉江路388弄仁恒河濱花園内

電:139-1731-5572

営:9時~18時

Email:bambibambi81@gmail.com

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~上海ジャピオン9月4日発行号

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