「歯の黄ばみ」

その症状、もしかしたらこんな病気の初期症状!
治療のカギは、早期発見。

【サイレンNo.46】
 毎日きちんと歯磨きしているのに、なんだか以前より歯が黄ばんできた気がする…。
心当たりのある人は、こんな病気の可能性が!

変色歯(へんしょくし)

 自慢の「白い歯」が、黄ばんでしまい、笑顔に自信がなくなっちゃった…なんて悩んでいませんか?
それ、もしかしたら「変色歯」かも!
 変色の原因には、お茶やタバコ、カレーなどを頻繁に摂取することによる外因性のものと、加齢や薬剤の副作用などによる内因性のものがあります。
薬剤としては、テトラサイクリン系の抗生物質を長期服用すると、歯の内部が黄色くなります。
母親の妊娠中、もしくは子どもが6~7歳までに薬を長期服用していた場合に発症しやすいようです。
 変色の予防としては、普段からの歯ブラシの正しい磨き方と着色しやすい飲食後のケアが大切。
そして、定期的な歯のデンタルクリーニング、変色歯となる副作用をもつ薬剤の変更などが有効です。
 黄ばみが気になる人は、歯科に行ってクリーニングを。
それでも効果が見られなかったら、ホワイトニング施術をするのも1つの方法です。
変色の程度によっては、歯の表面を薄くを削り、白い希望の色の歯を貼り付ける方法もありますが、大事な歯を削らずにすむホワイトニングを第一選択としてお勧めします。
 「白い歯」は元気の象徴。 
若々しくなって、自分に自信が持てるようになったら、何事もうまくいくかも!?

■今週の監修
永井ガーデンデンタル(正大歯科)
永井正彦 先生

※本記事は、チェックする目安に過ぎず、あなたの身体の状態を確定するものではありません。

~上海ジャピオン2月13日発行号より

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