男が女性バス運転手に暴行 40人以上の乗客も仲裁は1人

5月13日(金)、12時19分頃、上海市宝山区淞濱路行きの宝山バス116路の車内で、バスを乗り違え、

目的地に行かないことに腹を立てた男が、運転手の女性の頭部を激しく殴打するなどの暴行を約3分繰り返し、

女性の肋骨を折り、頚椎にケガを負わせる事件があった。

男は坊主頭の高身長で、頬に蠍のデザインのシールを貼っていた。

当時、車内には40人以上の乗客がいたが、仲裁に入ったのは老人1人だけだった。

男は女性を車外に引きずり出した後に逃走したが、

26日(木)9時頃、浦東博山東路のスーパー入口で逮捕された。

また、男のカバンの中から、精神病治療薬が見つかったこともあり、警察は男を精神鑑定する方針。

同運転手は18年の運転歴があり、運転技術も優秀だったという。

(5月26日)

~上海ジャピオン6月3日号

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