クローンザルによる実験結果 中国科学院が科学誌に発表

中国科学院神経科学研究所研究員は1月24日(木)、英文総合科学誌の中国版『NSR(ナショナル・サイエンス・レビュー)』のウェブ版に〝クローンザル〟による研究結果を発表。遺伝子組換えにより体内時計(サーカディアン・リズム)を失くしたサルには、精神分裂症に似た症状が現れることがわかった。

同研究所では、ゲノム編集ツールと体細胞クローン技術を用いて、体内時計を消去したカニクイザル5匹を、2016年に誕生させていた。ヒト以外の霊長類モデルによる生体リズムと睡眠問題、精神疾患などの関連性の研究が画期的な効果をもたらすとみている。

 

~2019年2月1日発行号

 

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