上海市初の高所不法投棄罪 懲役8カ月と罰金の有罪に

上海市で初となる「高所からの不法投棄罪」の裁判が最近行われ、被告の男に懲役8カ月と罰金5000元の判決が言い渡された。

男は今年2月、楊浦区瀋陽路の自宅窓から割れたマグカップなどのゴミを詰めたビニール袋を投げ捨て、それが路上を歩いていた女性の頭部を直撃し、合計8針を縫う大ケガを負わせた。警察は捜査チームを結成し、24階建ての住宅ビル各階10戸への聞き込みと監視カメラを分析し、袋を投げた窓と犯人を特定したという。

上海市では3月1日(月)から高所からの不法投棄罪を施行しており、市民に注意を呼び掛けている。

~上海ジャピオン2021年4月16日発行号

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