プチゴージャスな日々
いつものコーヒー、いつものジャム、いつものあのアイテムも
ほんのちょっと奮発するだけでグッと良いものに大変身!
100元で贅沢な気分を味わえる厳選アイテムをご紹介します
ジャム
英国王室で愛されるジャム
春節の長期休暇が終わり、いつもの生活が始まりました。帰省や旅行などでゆっくり羽を伸ばし、「また頑張ろう!」と意気込みを新たにした人も多いのではないでしょうか?
勉強、仕事、家事、育児。毎日頑張り続けるためにも、こうしたご褒美は大切ですね。とはいえ、長期休暇はそうしょっちゅうあるものではありません。それなら、毎日の中で取り入れられる自分へご褒美を用意してみませんか?
ご褒美と言っても、何もお金をかける必要はありません。この特集では「ちょっと奮発していつものアイテムをグレードアップ」をテーマに、プチゴージャス気分を味わえる身近なアイテムをご紹介します。
例えば、朝食でパンに塗るジャム。一般に、スーパーで手に入るものは一般的には10元ほどですが、中にはそのおよそ5倍、1瓶48元もするものがあります。でも48元って、考えてみれば、1回のランチ程度のお値段。手が届かないほど高いわけではありません。しかし、ちゃんとそのお値段に見合った「理由」がそこにはあるのです。
ウイルキン&サンズ社製の「チップトリー」シリーズは、英国王室で愛されているジャムとしても有名。使用する果物は、自然農園で採れた中でも、選りすぐられたものだけという徹底したこだわりで、世界中から愛されています。
「ラズベリー・シードル」「グレープフルーツ」「モレロ・チェリー」などなど、一風変わったジャムが豊富なのも人気の秘密。ジャムとしてだけでなく、サワークリームとまぜてクラッカーにつけたり、紅茶に溶かしてフルーツティーにするのもおすすめです。
【値段】各48元
【購入店】シティスーパー
【TEL】6215-0418
【住所】虹梅路3211号(×呉中路)
【営業時間】8時~22時
コーヒー
日本で生まれた松屋式
とびきり美味しいコーヒーを頂く。そんな贅沢を味わえるのが、アルトコーヒーの「松屋式」で淹れたコーヒーです。
「松屋式」というのは、遡ること150年前、名古屋の老舗喫茶店「松屋コーヒー」で生まれたコーヒーのドリップ抽出方法です。特別な道具に特別な技術、さらに、地道な練習と経験がなければ美味しく淹れることはできません。
同店で「松屋式」を淹れる店長の野村さんは、「自分で淹れた松屋式コーヒーに自信を持てるようになるまでに、毎日みっちり練習して1年かかりました(笑)」と話す。
そんな「松屋式」で淹れるコーヒーは、キリマンジャロやブルーマウンテンなど、自分の好きな豆でOK。時には、「苦味が効いていてさっぱりしたもの」など、希望を伝えれば、気分にぴったりな豆を選んでくれます。
150年もの間受け継がれてきた、ある日本人達のコーヒーに対するこだわり。「松屋式」で淹れるコーヒーには、そういう想いが凝縮されているのです。
【値段】50元
【店名】:アルトコーヒー
【TEL】6393-0053
【住所】呉淞路30号(×北蘇州路)
【営業時間】10時~18時
タピオカミルクティー
黒蜜のようなタピオカ
街角の至るところで気軽に購入できる「タピオカミルクティー(珍珠?茶)」。でも、甘すぎたり、粉っぽかったり、ストローにタピオカが詰まったり…と、なかなか「これ!」というものめぐり合えません。
そもそもタピオカミルクティーは中国台湾生まれ。95年に台湾からやってきた「圓縁園」では、本場のタピオカミルクティーを提供しており、特に地元中国人から人気を集めています。ホットならアールグレイ、アイスならセイロンティーと、本格的なミルクティーにタピオカが入っているのが人気の秘密。
中でも、モチモチとした弾力にこだわったというタピオカは、焦がし砂糖のカラメルが隠し味になり、ほんのり甘く、さながら黒蜜のようです。
【値段】28元
【店名】圓縁園衡山店
【TEL】: 6407-4774
【住所】衡山路880号(×天平路)
【営業時間】24時間
ビール
これ以上ない新鮮さ
1日の仕事を終えて帰宅したら、まっさきに冷蔵庫を開けてビールに手を伸ばす。キンキンに冷えたビールがのどを伝っていく瞬間のあの美味さ!
仕事で疲れた後というのは、普通の缶ビールでも充分美味しく感じることができます。では、もしこの右手に握られた一杯が出来立ての新鮮生ビールだったらどうでしょう?
ポーラナー・ブラウハウスでは、店内にドイツ製のビール樽を設置して、伝統的な方式で造る3種のビールを用意しています。
今日はちょっと寄り道して、「仕事帰りの一杯」飲んでいきませんか?
【店名】Paulaner Brauhaus
【TEL】: 6474-5700
【住所】汾陽路150号(×桃江路)
【営業時間】11時~翌2時
~上海ジャピオン3月2日発行号より