ゼロカロリー フード&ドリンク

大人気のゼロ系ドリンク

コンビニの冷蔵庫1つを埋め尽くすほど人気の、カロリーゼロ系ドリンク。そのほとんどには人工甘味料・エリスリトールが使用されている。これは、WHOなどで構成される科学専門家委員会「JECFA」で安全と認可された食品添加物。ただ大量に摂取すると、体調や体質によりお腹が緩くなる可能性があるので、注意が必要だ。また各栄養素のゼロ表記について中国では、カロリーは100㌘当たり17㌔ジュール(約4㌔カロリー)以下、脂質・糖質は0・5㌘以下なら、ゼロと表示してもよいとされている。

商品①~③はおいしい炭酸飲料といった感じで、香りが強く、シュワッと爽やか。④は乳酸菌飲料系のやさしい味わいだ。一方⑤⑥は水分・栄養補給向け。特に⑤は、スポーツドリンクのような甘さと成分だ。

間食も低カロリーに

低カロリーのおやつといえば? 日本ではゼリーや昆布が思い浮かぶが、中国では何が店頭に並んでいるのだろうか? 

商品①②は日本の技術を使ったコンニャクゼリー。味も日本のものとほぼ同じで、爽やかな甘さだ。③は通称〝亀ゼリー〟と呼ばれる中国古来のスイーツ。カメの腹甲やドブクリョウなどの生薬が入ったゼリーで、美容効果も期待される。ちょっと苦みのある、キリッとした味。量たっぷりで満腹になれる。最後の⑤は中国で間食に食べられるホルモン・センマイをコンニャクで代替したおやつだが、その実態は、ただコンニャクを細く切っただけのもので、ちょっとガッカリした。

これらのおやつは、コンビニの機能食品コーナーで売られている。気になったものがあれば探してみて。

タンパク質を効率よく補給

ダイエットやボディメイクの強い味方、プロテインバー。様々な味や食感があるのが魅力で、コンビニやネットスーパーでもたくさんの種類が売られている。

編集班お気に入りは商品②と③。どちらもプロテイン専門ブランドだけあって、タンパク質が9㌘台としっかり入っており、味付けもチョコやチーズ、イチゴなどバラエティに富んでいて◎。特に乳脂肪分ホエー配合の③は酸味がクセになりそう。①はマンゴーの香料が強すぎて、いつまでも口に残っている感じがした。

④は牛肉や穀物がギュッと固められた変わり種。匂いはキツイがしっかりとした牛肉の味で、甘い味や、もそもそした食感に飽きた時に重宝しそうだ。⑤も同じく惣菜系。チキンといいつつ、サラダの味しかしない。

コンニャク大活躍

主食の低カロリー食品ともなると、コンビニではなかなか見付からず、ネットスーパーで探してみた。でも、どれもあまり人気は高くないようだ。

主食では、麺や白米の替わりとしてコンニャク粉が大活躍! 商品①のコンニャク麺は、プルンとした食感で悪くない。商品説明に腹持ち4時間とあった通り、満腹感も◎。次に見付けた商品②のコンニャクライス。日本だと、コンニャク米は普通の白米と一緒に炊くものが一般的だが、これは袋から出してそのままいただく。う~ん、コメとは似ても似つかぬ食感と味! ミルクティーの中に入れて、タピオカ的に食べた方がおいしいのでは?

最後の餃子は、皮が硬い以外は合格点。カロリーを200㌔台に抑えられるのはうれしい。

~上海ジャピオン2021年3月5日発行号

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