まるごと中国カレンダー 2022

毎年変わる祝日にご注意

中国の祝日は1年で計11日と、日本よりも5日少ない。また祝日となる日を定める基準が新暦、旧暦、二十四節気とバラバラで毎年変動するうえ、土日が出勤になることがあるので、カレンダーをじっくり見て、今年の休暇予定を考える必要がある。

今年の大型連休は、春節と国慶節の7連休だ。ただし、その前後の土日が出勤となっているので、春節は休暇前、国慶節は休暇後に地獄の7連勤が待っている。有給休暇をうまく組み込みたい…。

また祝日前後に、ビジネスメールなどでよく交わされるのが「過節快楽(よい祝日休暇を)」などのあいさつ。ただし唯一、二十四節気が由来の清明節は、先祖を祭る日で、日本のお盆に該当する。祝日だからといって「清明節快楽」とあいさつするとひんしゅくを買うので気を付けよう。

 

季節のイベントを楽しもう

中国にいるからには、現地のイベントやセールは押さえておきたいもの。日本人にはあまり馴染がないけど、盛り上がる行事の数々を紹介しよう。

婦人節・児童節・教師節は、それぞれ女性、子ども、先生が主役の日。特に婦人節と児童節はイベントやセールが多く、女性が勤める会社や、子どもが通うカルチャースクールでも、小さなギフトなどを配るところが多い。一方教師節は、小さな子どもがいる家庭にとっては、先生に感謝を伝える大切な行事。何を贈るか、毎年頭を悩ませるところだ。

ほか「淘宝」「京東」など各ショッピングサイトが開催する大セールは、6月と11月が一番大規模。300元買うと30元安くなるなどの特典ほか、各ショップもこの期間に合わせて大幅な割引を行うので、ぜひチェックを。

 

身近にある伝統行事

ある日突然、マンションの住人が路上で紙を燃やしていたり、中華総菜屋になが~い行列ができていたり…。その謎は、中国の伝統行事に隠されている。

季節の移り変わりを示す二十四節気は、日本でも馴染みの深い暦だ。中国ではこれに合わせて、身体の養生や漢方を使う人も多く、特に〝立〟が付く季節の始まりや、〝分〟が付くその季節が深まった時に、身体のケアをしましょう、というニュースがでることが多い。また、寒さ厳しい小寒、大寒もよく話題に上る節期だ。

ほか旧暦に基づく中国の伝統行事は、祖先や年長者を敬い、家族を大事にする意味合いのものが強い。中元節も先祖供養の日とされていて、紙で作った紙幣を燃やすなどして供養する。日本の〝お中元〟とは大分異なる習慣だ。また重陽節や冬至にも先祖供養をする家庭が多い。

 

 

~上海ジャピオン202年1月28日号

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