市公安局交通総隊は5月30日(水)、市内を走行する無認可タクシーのうち、自家用車を使うものが11%に達していると発表した。自家用車タクシーは、交通ルールを違反する例が多く、交通安全への悪影響が懸念されている。
自家用車タクシーは、通勤ラッシュ時を狙って客引きを行い、認可タクシーよりも低料金なのが特徴。同隊関係者によれば、こうしたタクシーは、定員オーバー運転やタクシー乗り場以外での乗降車が目立つほか、認可タクシーの営業妨害にもあたる。
だが、自家用車タクシーは、利用客からの証言も得にくく、摘発が難航している。同隊は今後も、無認可タクシーの取り締まりに力を入れる方針。
(5月31日)
~上海ジャピオン6月8日発行号より