上海市鉄道局は5月22日(日)15時より、6月以降の出発切符の実名登録による販売を開始した。
初日は、高速鉄道と新幹線(動車組)の切符販売のみということもあり、
市内の各切符販売所では、購入者も多くなく、大きな混乱は見られなかった。
実名登録制度は、6月1日(水)から実施され、
同日以降の列車の切符には、名前や身分証明書ナンバーなどが記載される。
これにより、今後、切符の購入と乗車には身分証明書の提示を義務付ける。
また自動発売機での切符購入は、マイクロチップが内蔵された第2世代居民身?証所持者のみ可能で、
同証を所持していない場合や、不携帯の場合は、窓口で購入することとなる。
有効な身分証明書は、居民身?証やパスポート、外国人居留証など全23種類。
なお切符購入や乗車時に有効な身分証明書を提示できない場合は、
駅公安窓口で臨時証明書の発行を受ける必要がある。
(5月23日)
~上海ジャピオン5月27日号