中国発の国産中型ジェット 上海―北京間を発飛行

上海市閔行区にある虹橋国際空港で5月28日(日)、中国初の国産中型ジェット旅客機「C919」が商業飛行を開始。130人余りの乗客を乗せ、北京首都国際空港まで運行したことがわかった。

このジェット機は中国東方航空の「MU9191」として運行。初フライトは北京まで約2時間25分の旅だった。機内にはエコノミークラスシート156席とビジネスクラスシート8席を用意。一般投票によって決められた機内食は、「臘味煲仔飯」「フルーツ盛り合わせ」「マンゴープリン」「チョコクッキー」「大白兎牛乳」の「五福臨門」セットが間もなく提供されるという。

「C919」は2007年に開発を開始。17年に初飛行を遂げ、22年9月に商業飛行機としての許可を取得した。今後は上海虹橋国際空港と四川省の成都天府国際空港の往復便として活躍するという。(5月28日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2023年6月2日

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP