名句UPマンダリン~第13回

解説
ルネサンスを代表する作家、ラブレー。
今回の名句が登場する彼の著書
『ガルガンチュワとパンタグリュエル』は、
当時の大学や教会など、
既成の権威を風刺した内容を含んでいるとして、禁書になった。
今回は句自体に難しい解釈はないが、
中国語では「只是zhi3shi4(ただ~に過ぎない)」
の表現が使われ、
良心なき知識の無意味さがより強調されている。
また、知識が「科学ke1xue2」と
訳されていることにも注目。
日本語と同じ「サイエンス」のほか、
「知識」、「学問」の意味も持つのだ。

~上海ジャピオン02月17日号

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