劇的!カルチャー体験 Vol.13 レカンフラワー教室

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新カルチャーを体験
宝石箱に花をつめて

 「先日、人づてに足立先生と知り合ったんです。
その時にレカンフラワーの話を伺って興味を持ったので、体験に来てみました」と、清水さん。
 レカンフラワーは、2006年に日本で開発されたばかりの新アートで、「レカン」はフランス語で「宝石箱」の意。
乾燥させた生花を額に活ける、まさに〝花の宝石箱〟なのだ。
 上海でもこのレカンフラワーを広めようと、1年半前に開講されたのが、古北の「レカンフラワー教室」だ。
日本でのインストラクター資格も取得できるコースに加え、随時体験レッスンも受け付け中。
今日はビオラの花を使って体験する。

自分だけのアレンジを
完成後はインテリアに

 製作用のキットを用いて、足立先生の説明を受けながら、
花を活けるバケツの紙型を切り抜いたり、箱を折ったり。
下準備が整えば、いよいよ花や葉を使ってオリジナルアレンジをし、専用ボンドで固定していく。
 緊張した面持ちで、そろそろと花を切ったりしながら作業する清水さん。
「何だかのっぺりとして見える…」と悩んでいると、
先生が「ココとココに花びらを置けば、ぐっと奥行きが出てきますよ」とアドバイス。
一気に立体感がアップした。
 「同じ材料を使っていても、不思議とそれぞれ個性が出るんですよ」と、足立先生。
作品は清水さんらしく、とても可愛い仕上がりとなった。
完成後はもちろん持ち帰り可能で、飾り用にぴったりサイズの額(20元)も用意している。
 清水さんは「帰ったら早速壁にかけます」と、笑顔。
壁がパッと華やかになることだろう。

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レカンフラワー教室                                      
TEL:135-8592-6465
住所:水城南路51弄宝石公寓36号102室
営業時間:10時~12時、13時~15時(日曜休み)
予算:額20元、
1コース6000元(講習料、資格申請、教材費込み。修了まで週1回2カ月が目安)など

~上海ジャピオン7月9日号より

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