その症状、もしかしたらこんな病気の初期症状!
治療のカギは、早期発見。
【サイレンNo.34】
歯槽膿漏のせいか歯がポロッと1本抜けた。見た目が気になるばかりか、食べ物もうまく噛めなくなってきたみたい。
心当たりのある人は、こんな病気の可能性が!
歯牙欠損症(しがけっそんしょう)かもしれません。
歯が抜けたまま放っておいたら、周辺の歯並びが悪くなり、気付けば隙間も空いてスカスカに…。そんな場合は「歯牙欠損症」にご用心!
歯周病や虫歯で抜けた歯を放置していたために、その周りの歯が空いたスペースにじわりじわりと移動して、歯並びや噛み合わせが悪くなった状態のことを「歯牙欠損症」と呼びます。
噛み合わせが悪いと、うまく噛むことができなくなるため胃や腸に負担がかかるとともに、顎関節症のリスクも高くなります。また、虫歯や歯周病になりやすくなるので、残った歯を守るためにもきちんと治療しておきましょう。
治療は、口の中を歯が抜ける前の状態に戻してあげることを目的に行います。顎の骨にチタンの杭を打って人工の歯をかぶせるインプラントや、抜けた歯に隣接する歯に橋をかけて周囲の歯を固定するブリッジなどが一般的です。
上海では日本の都心に比べると費用が安いだけでなく、最近では日本と同じ材料を使って治療することができるようになりました。また、当院では歯科技工所を併設しており、かぶせ物の製作も行っています。大掛かりな治療は日本に帰ってから…と言わず、上海にいるうちに治療をすることをオススメします。
■今週のドクター
三島歯科医院
住所: 水城南路37号万科広場商務楼503室
TEL: 3223-1688
診療: 平日9時半~19時半、土日9時半~17時
※本記事は、チェックする目安に過ぎず、あなたの身体の状態を確定するものではありません。
~上海ジャピオン11月7日発行号より