国慶節、中秋節、旅行節の3つのイベントが重なったことしの連休期間中、上海市の商業収入は40億元近くに上った。
上海市経済委員会と19区県の経済委員会、8つのグループ企業が行った調査によると、連休中、市のサービス企業358の収入は39・93億元に達した。伸び率は前年比21・4%で、ことしの労働節、春節、去年の国慶節連休での伸び率を、それぞれ3・4、13・6、8・4ポイント上回った。特に勢いがあったのは郊外地区で、収入の伸び率は前年比36・1%と、市中心部を19ポイント上回った。
結婚式による消費の増加も、大きな要因となった。連休中に市内138カ所のホテル・式場に対して行われた調査では、挙式数が合計3・5万件で、前年比46%の伸びとなった。
また、旅行、レジャー、ファッションなど各方面でも活発な宣伝活動が行われ、百貨店やショッピングセンターでの売り上げは13・06万元、前年比21・7%と、近年でも目覚ましい伸びを見せた。
(10月8日)
~上海ジャピオン10月13日発行号より