筆談
続・筆談の落とし穴~vol.60「用意」=「意図、ねらい」
説明しよう!「用意(yong4yi1)」は「意図、ねらい、下心、心遣い」という意味を持つ中国語である。筆談中張君は、昨日の商談相手がなかなか手強く、彼らのねらいがどこにあるのかはっきりしなかったと伝えたかったようだ。…
続・筆談の落とし穴~Vol.59「買家秀」=「消費者がネットに商品をアップする」
説明しよう!「買家秀(mai3jia1xiu4)」は、ある商品を購入した消費者が、購入品について文章や写真をインターネット上にアップすることを表すネット用語だ。また「秀」は英語の「show」を意味する。筆談中張君は、…
続・筆談の落とし穴~Vol.58「看過」=「見たことがある、読んだことがある」
説明しよう!「看過(kan4guo4)」は、「動詞+過」の表現で、「動詞の意味が過ぎ去ったこと」を意味しており、「看+過」で「見たことがある」や「読んだことがある」を表す。筆談中張君は、今注目のロマンティックコメディ…
続・筆談の落とし穴~vol.57「調理」=「しつける、手塩に掛ける」
説明しよう!「調理(tiao2li3)」は「しつける、手塩に掛ける」という意味を持つ中国語である。筆談中張君は、知り合いが手塩に掛けて育てた大事な娘さんを紹介してくれたと伝えたかったようだ。しかし山本さんは、「調理」…
続・筆談の落とし穴~Vol.56ひたすら飲む? 「一味」?
説明しよう!「一味(yi1wei4)は、中国語で「ひたすら」や「一途に」という意味である。日本語の「一味」は「ひとあじ」と読み、少しの味加減やまた「いちみ」と読んで、仲間を表す場合もある。筆談中山本さんは、この前飲ん…
続・筆談の落とし穴~Vol.55「五花八門」=「多種多様な」
説明しよう!「五花八門(wu3hua1ba1men2)」は「多種多様な」を指す中国語である。筆談中張君は、友達と話して色んな職業があると思ったことを伝えたかったようだ。しかし、山本さんは〝五花八門〟を字の如く、5つの…
続・筆談の落とし穴~Vol.54「袋鼠」=「カンガルー」
説明しよう!「袋鼠(dai4shu3)」は「カンガルー」を指す中国語である。筆談中張君は、カンガルーが好きだと伝えたのだが、山本さんは〝袋鼠〟を「窮地に立たされる」を意味する慣用句「袋のネズミ」だと読み違えたようだ。…
続・筆談の落とし穴~vol.53「蘑菇」=「ぐずぐずする、しつこく絡む」
説明しよう!「蘑菇」(mo2gu・)は一般的に食べ物の「キノコ」を指すが、ほかにも「ぐずぐずする、しつこく絡む」という意味を持つ。 筆談中張君は、大事な商談に遅れないため早く出発するよう山本さんを促したかったようだ、しかし山…
続・筆談の落とし穴~vol.52「牛油果」=「アボカド」
説明しよう!「牛油果(niu2you2guo3)」は果物の「アボカド」を指す中国語である。また、果皮がワニの背中に似ていることから、日本でも中国でも「ワニナシ」、「鰐梨(e4li2)」と呼ばれている。筆談中張君は、最…
続・筆談の落とし穴~vol.51「正」=「正しい、まっすぐな」
説明しよう!「正」(zheng4)は「まっすぐな」を表す中国語である。春節の際、ドアや居間に「福」の字を逆さまにして貼ることを「福倒」(fu2dao4)と言い、「倒」は「逆にする」という動詞。これには発音が同じ意味の「福到」…