上海のスクール

続・筆談の落とし穴~vol.36「落湯鶏」=「ずぶ濡れ」
説明しよう!「落湯鶏」は「(身体が)ずぶ濡れ」を指す中国語である。髪や衣服が濡れて身体にまとわりついている状態を、スープに落ちたニワトリの姿に形容したものだ。ちなみに日本語の「ずぶ濡れ」の比喩表現に「濡れネズミ」がある。…

続・筆談の落とし穴~vol.35「切手」はケガをした時に貼る?
説明しよう!「切手」は中国語では「手を切ってケガをする」という意味である。日本語の「郵便切手」は中国語で「郵票」と表記する。筆談中山本さんは、家族が上海ディズニーランドの記念切手を欲しがっているから、代わりに買ってき…

続・筆談の落とし穴~vol.34「開胃」=「食欲を増進させる」
説明しよう!「開胃」は「食欲を増進させる」という意味の中国語である。胃の入り口を開き、大きく広げる状態を指す。ちなみに「開胃菜」は前菜を表す。筆談中張君は、山本さんがバテ気味だと思い、食欲の出る辛い料理を食べに誘って…
続・筆談の落とし穴~vol.33「注文」=「注釈文」
説明しよう!中国語の「注文」とは日本語の「注釈文」の意味であり、本などにある注釈文や注解のことである。筆談中張君は、山本さんに注釈文に間違いがないか確認してもらいたかったのだが、山本さんは何かを注文すると勘違いしてし…

続・筆談の落とし穴~vol.32「白天」=「日中」
説明しよう!「白天」は「(夜明けから日暮れまでの)日中」を指す中国語である。この〝白〟は、雲の白さではなく、日の光を表す。日本語の「曇り」は中国語で「多雲」と言う。筆談中張君は、山本さんのプライベートの過ごし方を聞い…

続・筆談の落とし穴~vol.31「回国」=「帰国する」
説明しよう!「回国」は「帰国する」を指す中国語である。「回」とは日本語で「戻る」という意味で、日本語の「回る」は中国語で「転」となる。筆談中張君は、山本さんがいつ頃日本に本帰国するのか尋ねたのだが、山本さんは旅行の話…

続・筆談の落とし穴~vol.30「奥運会」=「オリンピック」
説明しよう!「奥運会」は「オリンピック」を指す中国語であり、「奥林匹克(オリンピック)運動会」を省略したものである。ちなみに、2016年オリンピックの開催都市である「リオ」は「里約」と表記する。筆談中張君は、現在リオ…

続・筆談の落とし穴~vol.29「高帽子」=「お世辞」
説明しよう!「高帽子」は「お世辞」を指す中国語である。「給人載高帽子」で「人をおだてる」となる。周の時代の役人が〝高帽子〟と呼ばれる帽子をかぶっていたことに由来する。筆談中張君は、営業部の王君がおだてに乗りやすいこと…

続・筆談の落とし穴~vol.28「小三」=「愛人」
説明しよう!「小三」とは「愛人」を指す中国語である。この〝三〟とは第三者のこと。愛人(第三者)に対するネット用語だったのが、蔑称として広く使われるようになったのだ。筆談中張君は、会社帰りの路上で、2人の女性が、浮気が…

続・筆談の落とし穴~vol.27「体に貼る」のは思いやり?
説明しよう!「体貼」は「思いやる、親切だ」を表す中国語だ。〝身体に貼り付くように親身〟と覚えよう。ちなみに日本語の「湿布」は中国語で「膏薬」と言う。筆談中、山本さんは、週末にゴルフをした時に腰を痛めてしまい、張君に湿…