春季合同採用面接会を実施  売り手市場、理系に有利か

上海市教育委員会らは4月24日(日)、長寧区の上海世貿大厦にて「2016年上海春季人才交流相談会および高卒生就職面接会」を開催した。

同委員会の運営責任者によると、今年の高等教育機関の卒業生は、昨年比約5000人増の18万人強。24日(日)時点での内定率は前年の同時期とほぼ同じだという。

この面接会には550の企業が参加し、合計採用予定数は1万1000人以上に上った。コンピュータや機械のエンジニアリングなどの理系分野企業が精力的に採用活動を行っており、理系人材有利の情勢。ほかに、金融分野の採用予定数も前年比21%増加した。月給は、大学院生で平均5000~5500元、学部生の場合4000~4500元だという。

同様の面接会は今年1月にも開催されており、採用枠にはまだ相当の余裕があるとみられる。

 

~上海ジャピオン2016年04月29日発行号

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