筆談

続・筆談の落とし穴~vol.30「奥運会」=「オリンピック」
説明しよう!「奥運会」は「オリンピック」を指す中国語であり、「奥林匹克(オリンピック)運動会」を省略したものである。ちなみに、2016年オリンピックの開催都市である「リオ」は「里約」と表記する。筆談中張君は、現在リオ…

続・筆談の落とし穴~vol.29「高帽子」=「お世辞」
説明しよう!「高帽子」は「お世辞」を指す中国語である。「給人載高帽子」で「人をおだてる」となる。周の時代の役人が〝高帽子〟と呼ばれる帽子をかぶっていたことに由来する。筆談中張君は、営業部の王君がおだてに乗りやすいこと…

続・筆談の落とし穴~vol.28「小三」=「愛人」
説明しよう!「小三」とは「愛人」を指す中国語である。この〝三〟とは第三者のこと。愛人(第三者)に対するネット用語だったのが、蔑称として広く使われるようになったのだ。筆談中張君は、会社帰りの路上で、2人の女性が、浮気が…

続・筆談の落とし穴~vol.27「体に貼る」のは思いやり?
説明しよう!「体貼」は「思いやる、親切だ」を表す中国語だ。〝身体に貼り付くように親身〟と覚えよう。ちなみに日本語の「湿布」は中国語で「膏薬」と言う。筆談中、山本さんは、週末にゴルフをした時に腰を痛めてしまい、張君に湿…

山本さん&張君の上海語入門講座
解説上海人のご近所さんや部下たちと、よりよいコミュニケーションを取りたいと思ったら、まず基本となるのが挨拶ですよね。特に上記の「ご飯食べた?」は、中国ではよく使われる挨拶です。聞かれたら「吃過了(チェグッラ)…

続・筆談の落とし穴~vol.26「流水」=「商店の売上高」
説明しよう!「流水」とは「流れる水」のほか「(商店の)売上高」や「生産過程などを分解し絶え間なく作業を進める方式」を指す中国語である。金銭や作業の動きを水の流れに例えた表現だ。筆談中、張君は、自分たちの会社が運営して…

続・筆談の落とし穴~vol.25「口歯」=「滑舌」
説明しよう!「口歯」とは「滑舌」を指し、話しぶりのことを表す中国語である。また「弁舌」という意味もあり、「口歯伶俐」で「弁が立つ」となる。筆談中、張君は自分の滑舌の悪さを相談したかったのだが、山本さんは歯の汚れを相談…

続・筆談の落とし穴~vol.24「駝背」=「猫背」
説明しよう!「駝背」とは「猫背」を表す中国語である。日本では、背中が丸まっている様子を猫の背に形容しているのだが、中国では背が丸まることで背骨が突き出すため、その状態をラクダに例えたようだ。筆談中、張君は、山本さんに…

続・筆談の落とし穴~vol.23「手表」=「腕時計」
説明しよう!「手表」とは「腕時計」を表す中国語である。「表」という漢字自体に「(携帯用の小さな)時計」という意味があり、「手に身に付ける時計」で、「腕時計」という意味になった。筆談中、張君は山本さんが身に付けている腕…

続・筆談の落とし穴~vol.22「幽黙」=「ユーモア」
説明しよう!「幽黙」とは、英語の「humour(ユーモア)」の音に中国語を当てはめたもので、人を和ませる面白さを指す。筆談中、張君は総務部の劉君にユーモアがあることを山本さんに伝えようとしていたのだが、山本さんは張君…