続・筆談の落とし穴
続・筆談の落とし穴~vol.113 「烫手山芋」=「厄介な問題」
■説明しよう!「烫手山芋(tang4shou3shan1yu3)」は「手に負えない問題」を表す中国語である。「手で持てないほど熱い焼きイモ」が、この意味に転じたのだと言う。筆談中張君は、A社が厄介なトラブルを起こした…
続・筆談の落とし穴~vol.112 「吃螺絲」=「セリフを噛む」
説明しよう!「吃螺絲(chi1luo2si1)」は「セリフを噛む」を表す中国語である。この表現は中国台湾でよく用いられ、中国大陸では「結巴巴(jie2ba1ba1)」を使う。筆談中張君は、プレゼンでセリフを噛んだのだ…
続・筆談の落とし穴~Vol.11「鶏尾酒」=「カクテル」
説明しよう! 「鶏尾酒」は中国語で「カクテル」という意味である! 由来は諸説あるが、その昔、カクテルを混ぜる際に雄鶏の尾羽を使用したことだとか。会話中、張くんは山本さんに、カクテルが好きか聞きたかっただけなのだが、山…
続・筆談の落とし穴~Vol.10「土」=「ダサい」
説明しよう!「土」は中国語で「ダサい」を意味する! 名詞では日本語と同じ「土」の意だが、形容詞では変わるので注意が必要だ。日本語での「イモっぽい」とよく似た感覚で使われる。会話中、張くんは女性が喜ぶプレゼントについて…
続・筆談の落とし穴~Vol.6「回復」=「返信」
説明しよう!「回復」は中国語では「返信や返事をする」という意味である! メールや手紙を書く際によく使われる言葉だ。日本語の悪い状態になったものが、もとの状態に戻るという意味ではないぞ。会話中、張くんは母からメールの返…
続・筆談の落とし穴~Vol.6「成敗」=「成功と失敗」
説明しよう!「成敗」は中国語では「成功と失敗、勝ち負け」という意味である! 「成」は成功、「敗」は失敗を指している。日本語の、悪いことをした人間に罰を加えるという意味ではないぞ!…
続・筆談の落とし穴~Vol.5「毛病」=「欠点」
説明しよう!「毛病」は中国語で「欠点や悪い癖、失敗、故障」という意味である! 昔むかし、毛並みで良い馬かどうかを判断する時代、毛並みの悪い馬を指していた「毛病」という言葉が、後に人やモノにも使用されるようになったのである。…
続・筆談の落とし穴~Vol.4「白湯」=「白濁したスープ」
説明しよう!「白湯」は中国語では「豚骨や鶏ガラなどを煮込んで作る、白く濁ったスープ」という意味である! 日本語の、薬を飲む時にぴったりな白湯のことではないぞ。「湯」というのはスープを指し、「紅湯」は四川の火鍋にも使われる唐辛…
続・筆談の落とし穴~Vol.3「三分钟热度」=「三日坊主」
説明しよう!「三分鐘熱度」は中国語では「三日坊主」という意味である! 3分間しか熱さを保てない、つまり飽きっぽいことを表す比喩表現だ。中国では日本よりも大幅に短い3分間という点が興味深い。会話中、張くんは何事も長続き…